大学生の一人暮らし、月13.8万円の内訳

こな公開 更新 読了 約 4 分節約・マネー知識
一人暮らしのワンルームで家計簿をつける大学生

一人暮らしを始める前に「月いくらあれば足りるの?」と不安になる人は多いはずです。親に聞いても時代が違い、友達に聞いても住む場所やバイト状況でまちまち。まずは1万3,000人超の全国調査データから、平均額と内訳を確認しましょう。

結論:平均は月13万8,020円。家賃が4割を占める

全国大学生協連の1.3万人調査(2025年)によると、一人暮らし大学生の月間支出は平均13万8,020円で、最大費目は住居費5万5,452円です。

住居費だけで全体の約40%。食費が約2万9,800円で2番目に大きく、この2つで支出の6割以上を占めます。逆に言えば、家賃と食費を押さえれば毎月の全体像はかなり見えてきます。

1.3万人調査でわかった月間支出の内訳

大学生協連の第61回学生生活実態調査(2025年10〜11月実施、対象1万3,277人)から、費目別の平均支出を表にまとめました。

費目月額(平均)割合
住居費55,452円40.2%
食費29,853円21.6%
教養娯楽費12,480円9.0%
電話代4,315円3.1%
書籍費990円0.7%
勉学費961円0.7%
その他33,969円24.6%
合計138,020円100%

出典: 全国大学生活協同組合連合会 第61回学生生活実態調査(2025年)

「その他」に含まれるのは日用品・交通費・衣服・交際費など。趣味やグッズに使う金額が気になる人は、推し活の予算管理術も参考にしてみてください。

月13.8万円はあくまで全国平均

東京都心と地方では住居費だけで2〜3万円の差が出ます。自分が住むエリアの相場を先に調べておくと、予算が立てやすくなります。

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収入はどう確保する?バイト・仕送り・奨学金の実態

JASSO(日本学生支援機構)の学生生活調査(2022年11月実施、対象2万4,583人)では、アルバイト従事率は83.8%、奨学金受給率は55.0%でした。

出典: JASSO 令和4年度 学生生活調査(2022年)

大学生の83.8%がアルバイトをしていて、55.0%が奨学金を受給しています。仕送りだけで生活費をすべてカバーしている家庭はむしろ少数派。バイトで月5〜8万円を稼ぎつつ、仕送りと奨学金で残りを埋めるパターンが多いようです。

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家賃の目安は収入の3割

「手取りの3割以内」は社会人向けによく使われる目安です。大学生の場合、仕送り+バイト代の合計が月12万円なら家賃は3万6,000円以下が理想。ただし東京で3万6,000円の部屋を探すのは相当厳しいのが現実です。エリアごとの詳しい相場はSUUMOの家賃相場一覧で確認できます。

東京23区で月7万円の部屋に住むと、大学生協連の平均支出(13.8万円)の半分を家賃だけで消費する計算になります。同じ大学に複数キャンパスがある場合、郊外キャンパス近くを選ぶだけで月2万円以上の差がつくことも珍しくありません。

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すぐ効く節約ポイント3つ

スーパーで食材を選ぶ大学生

家賃を決めた後に見直す余地が大きいのは、スマホ代・食費・サブスクの3つです。

スマホは格安SIMに切り替える

大手キャリアで月7,000〜9,000円払っているなら、格安SIMで月2,000〜3,000円に下がります。年間5万〜7万円の差。キャンパスや自宅のWi-Fiを使う前提で小容量プランから試すと失敗しにくくなります。

食費は「自炊7割」を目安に

外食やコンビニ弁当を完全にやめる必要はありません。「平日は自炊、週末は友達と外食」くらいのバランスが続けやすい落としどころです。

使っていないサブスクを解約する

月500〜1,500円のサブスクが3つ4つ重なると月5,000円を超えます。直近1か月で開いていないサービスは、一度解約して困るか試してみるのがおすすめです。学割プランがあるなら切り替えるだけでも安くなります。

固定費の見直し手順をもっと詳しく知りたい人はこちらをどうぞ。

あわせて読みたい大学生のリアル節約術|固定費から見直して月1万円を生む方法

よくある質問

Q. 大学生の一人暮らしに月いくら必要ですか?

全国大学生協連の1.3万人調査(2025年)によると、月平均13万8,020円です。住居費が全体の約40%を占め、住むエリアで家賃が2〜3万円変わるため、実際の必要額はエリア選びに大きく左右されます。

Q. 仕送りなしでも一人暮らしできますか?

JASSOの調査(2022年)ではアルバイト従事率83.8%、奨学金受給率55.0%で、多くの学生がバイトと奨学金を組み合わせて生活しています。ただし家賃の安いエリアを選び、固定費をしっかり抑えることが前提です。奨学金には返済が必要なタイプもあるので、借りる前に条件を確認してください。

まとめ

大学生の一人暮らし費用は全国平均で月13.8万円。最大の変数は家賃で、エリア選びだけで月2〜3万円の差がつきます。まず住むエリアの相場を調べ、そこから逆算して月にいくら稼ぐ必要があるか把握するところから始めましょう。支出の見通しが立ったら、スマホ代とサブスクの見直しに手をつけてください。卒業後の生活費がどう変わるか気になる人は、初任給の手取りと予算の組み方も参考になります。

本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、個別の家計や進学費用の判断を行うものではありません。数字は 2026-07-04 時点の情報です。

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