Papertradeとは?負けてもPAPERがもらえる始め方と使い方【最大1000倍レバのPerpDEX】
目次
出典: Papertrade 公式サイト(2026-10-12 時点)

最近タイムラインが Papertrade だらけなんだけど、何これ?

一言でいうと、負けたら PAPER がミントされる PerpDEX です。

負けてもらえるの!?普通は逆じゃない?😳

そこが面白いところ。実際に触ってきたので、画面つきで見ていきます。
この記事でわかること
- Papertrade の仕組みと、PAPER がミントされる条件
- 開始 2 日の数字と、いまのミントレート
- 入金・セッションキー・取引・ステークの手順(画面 11 枚)
- 1000 倍で踏みやすい落とし穴
Papertradeとは
Papertrade は、HyperEVM 上で動く完全オンチェーンの PerpDEXです。2026 年 10 月 10 日に取引が始まり、いまは BTC と ETH を最大 1000 倍で売買できます。
板はありません。すべての取引の相手を「Martingaler LP」というプールが引き受け、約定価格は Hyperliquid の BBO の中値をプリコンパイルで読んでそのまま使います。Hyperliquid 側で実際のポジションは建たないので、スリッページもファンディングもかかりません。
- 手数料は勝ったときだけ: 利益から 0.2bp の不感帯・値動きが小さいほど大きい割引(asymmetric impact)・2% が引かれる。負けは損失のみ
- 負けると PAPER がミント: 損失決済・強制決済の損失額に応じて付く
- PAPER のステークで USDC 配当: 手数料の半分と、LP が 500 万ドルを超えた分
- 完全なフェアローンチ: プレミント・チーム割当・VC 割当・エアドロップ・ベスティングすべてなし
出典: Papertrade Docs「What is Papertrade?」「FAQ」(2026-10-06 更新)

相手が LP だけって、みんなが勝ったら LP が空にならない?

なります。払えない分は FIFO の順番待ちに入って、次に誰かが負けたお金から先着順に払われます。
いま触っておきたい理由
PAPER のミントレートは、LP が 200 万ドル未満なら損失 1 ドルあたり 100 PAPER、それを超えると LP の大きさに応じて下がっていきます。早い人ほど、同じ損失でたくさんもらえる設計です。
1 億 3,700 万ドル
取引開始前の預け入れ
11,473 アドレス・2026 年 10 月 10 日
6,470 万ドル
預かり資産(TVL)
2026 年 10 月 12 日・House ページ
2,619 万ドル
ステーカーへの配当の累計
2026 年 10 月 12 日・Paper ページ
32.4 PAPER
いまのミントレート(損失 1 ドルあたり)
LP 約 431 万ドル時点。開始直後は 100
出典: Crypto Briefing(開始前の預け入れ)、Papertrade House・Papertrade Paper(2026 年 10 月 12 日に筆者が確認)
開始 2 日でステーカーに 2,600 万ドル以上の USDC が配られ、PAPER は発行量の 98.3% がステークされています。いまは送金できず、使い道がステークだけなので当然といえば当然ですが、配当の勢いは本物です。
なお、エアドロップはありません。PAPER を手に入れる道は、トレードで負けることだけです。
papertrade launch details
papertrade is a fair launched smart contract exchange built on the hyperevm blockchain. as a fully onchain protocol, papertrade has significant advantages - decentralization, reliability, composability, transparency. it also has the usual onchain…
和訳papertrade のローンチの詳細。papertrade は HyperEVM 上に作られたフェアローンチのスマートコントラクト取引所です。完全オンチェーンのプロトコルなので、分散性・信頼性・組み合わせやすさ・透明性という大きな利点があります。一方で、オンチェーンにありがちな…
開始 9 日前の公式の告知です。「フェアローンチ」を最初に打ち出しているのがわかります。
Papertradeの始め方
用意するのは EVM ウォレットと 10 USDC 以上。USDC は Hyperliquid・HyperEVM・Ethereum・Arbitrum・Solana(Robinhood Chain は USDG)から入れられます。筆者は Bitget Wallet と Arbitrum の USDC を使いました。
STEP 1:ウォレットをつなぐ
取引画面右上の「Connect」からウォレットを選びます。接続のあと、HyperEVM へのネットワーク切り替え(未追加なら追加)を求められます。

出典: Papertrade(2026-10-12 時点の画面)

出典: Bitget Wallet(Papertrade 接続時の確認画面)(2026-10-12 時点の画面)
STEP 2:USDC を入金する
「Deposit」から入金元のチェーンを選ぶと、ウォレットの残高が並びます。入金は自分専用の入金アドレス(CREATE2 のプロキシ)に送られ、Hyperliquid からなら数秒、他チェーンからはブリッジを待って残高に入ります。

出典: Papertrade(2026-10-12 時点の画面)

出典: Papertrade(2026-10-12 時点の画面)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 最低入金額 | 手数料を引いて 10 USDC 以上(Arbitrum からは 11.20 USDC 以上) |
| 送金手数料(Arbitrum) | 0.20 USDC |
| アカウント有効化(初回だけ) | 1.00 USDC |
| 出金の最低額 | 10 USDC |
出典: Papertrade Docs「Deposits and withdrawals」・入金画面の表示(2026 年 10 月 12 日)
ウォレットには、USDC の承認(Approve)と送金の 2 回の確認が出ます。承認額が入金額ちょうどになっているかだけは見ておきましょう。Arbitrum からの入金は、数十秒で「Account Equity」に反映されました。

出典: Bitget Wallet(Papertrade 入金時の確認画面)(2026-10-12 時点の画面)

出典: Bitget Wallet(Papertrade 入金時の確認画面)(2026-10-12 時点の画面)
STEP 3:セッションキーに署名する
初回だけ「Authenticate」からセッションキーを登録する署名(EIP-712)が出ます。以後の発注と決済はこのキーが代わりに署名し、リレイヤーがガスを払うので、売買のたびにウォレットは開きません。

出典: Bitget Wallet(Papertrade の署名確認画面)(2026-10-12 時点の画面)
セッションキーでできるのは建玉と決済だけで、出金・ステーク・報酬の受け取りはできません。有効期限は 30 日。取り消しは SessionKeyManager の revokeSessionKey を自分で呼びます(HYPE のガスが少し要る)。
出典: Papertrade Docs「Session keys」

毎回ポチポチしなくていいのは楽だね✨

漏れても出金はされない作りなので、そこは安心材料です。
Papertradeの使い方
証拠金とレバレッジを入れて「Place Trade」
右側で Long / Short を選び、証拠金(MARGIN)とレバレッジを入れて「Place Trade」。ポジションは1 本ずつ独立(isolated)で、あとから証拠金は足せません。足したいときは決済して建て直します。

出典: Papertrade(2026-10-12 時点の画面)
筆者は証拠金 20 ドル・1000 倍で 2 回売買しました。
| 方向 | 建値 → 決済 | 損益 | 時間 | もらえた PAPER |
|---|---|---|---|---|
| Long | 83,761.50 → 83,845.50 | +14.55 ドル | 1 分 44 秒 | なし(勝ち) |
| Short | 83,835.50 → 83,859.50 | −5.73 ドル | 21 秒 | 181.8962 PAPER |
出典: 筆者の Papertrade「Trade History」(2026 年 10 月 12 日)

出典: Papertrade(2026-10-12 時点の画面)

5.73 ドル負けて 181 PAPER!

レートは 1 ドルあたり 32.417 PAPER でした。開始直後の 100 から、もう 3 分の 1 です。
PAPER をステークする
「Paper」タブで持っている PAPER(PAPER WALLET BALANCE)を確かめ、金額を入れて「STAKE」。ロックもクールダウンもなく、いつでも外せます。配当は USDC で貯まり、ウォレットの署名で好きなときに取引残高へ受け取れます。

出典: Papertrade(2026-10-12 時点の画面)
「STAKE」を押すと、ウォレットに Stake の署名(EIP-712)が出ます。ガス代はかかりません。

出典: Bitget Wallet(Papertrade のステーク時の署名確認画面)(2026-10-12 時点の画面)
右の「PAPER REWARD CURVE」を見ると、LP が 200 万ドルを超えたところで 100 から一気に下がり、いまはゆるやかに減っています。
出典: Papertrade Docs「Paper Emissions」「Staking Dividends」
PAPERを効率よく貯めるコツ
- LP が小さいとき・債務の順番待ちがあるときが狙い目: ミントレートは LP の大きさで決まる。勝ちが続いて LP が減ると、レートは上がる。House ページの「LP Balance」「Queue Debt」を見る
- 勝ち側のコストを知っておく: 小さな値動きで利確すると、asymmetric impact の割引が大きく効く。PAPER 狙いでも、勝ち側の取り分が削られる点は計算に入れる
- もらったらすぐステーク: 持っているだけでは配当が付かない
注意
- 強制決済は証拠金がすべて没収(hard bust)。1000 倍だと約 0.052% の値動きで発動し、その直前に手で決済していれば半分近く戻った額も消える(公式の例)
- 勝っても LP が払えないときは払い戻しが順番待ちになる
- 公式自身が、Hyperliquid の板に注文を置いて BBO の中値をずらす操作への耐性は完全ではないと書いている(Risk)
- PAPER の価値と配当の継続は保証されていない
ウォレット側の守り方は暗号資産ウォレットの安全な使い方、入金に使う USDC はステーブルコインとはにまとめています。
よくある質問
Q. Papertrade にエアドロップはありますか?
ありません。公式ドキュメントに「エアドロップなし」と明記されています。PAPER は損失決済・強制決済のときにだけミントされます。
Q. Papertrade の手数料はいくらですか?
取引ごとの手数料・スプレッド・ファンディングはありません。勝って決済したときに、0.2bp の不感帯・asymmetric impact の割引・2% が引かれます。負けは損失のみで、別に 2% が LP の利益側から差し引かれます。
Q. もらった PAPER は売れますか?
いまは売れません。ローンチ時点の PAPER は他のウォレットに送れず、できるのはステークとアンステークだけです(2026 年 10 月 12 日時点)。
おわりに、負けにも値段が付く実験場
Papertrade は「負けに PAPER を付ける」という一点で、ふつうの取引所と逆の発想をしている PerpDEX です。開始 2 日で 2,600 万ドル超の配当が出て、ミントレートは日に日に下がっています。触るなら早いほうが有利ですが、1000 倍は数秒で証拠金が消えるので、なくなっても困らない額から。
本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、投資や特定のサービス利用を勧めるものではありません。筆者は金融庁に登録された金融商品取引業者・暗号資産交換業者ではなく、Papertrade は日本の登録業者が提供するサービスではありません。レバレッジ取引は短時間で証拠金を失うリスクがあり、PAPER の価値や配当は保証されていません。エアドロップは必ずもらえるとは限りません(Papertrade はエアドロップを行わないと公表しています)。掲載した数値は 2026 年 10 月 12 日時点のもので、変わることがあります。暗号資産の損益の税務については、税務署または税理士にご相談ください。


