同棲の初期費用の目安

こな公開 更新 読了 約 4 分暮らし・住まいのお金
引っ越し先の部屋で段ボール箱を開けながら相談するカップルの俯瞰ショット

「同棲を始めたいけど、最初にいくら用意すればいいの?」と聞かれて即答できる人は少ないはずです。まずは費用の内訳を整理して、必要な金額を見える化しましょう。

結論:家賃の5〜7ヶ月分+家具家電30〜50万円

同棲の初期費用は、賃貸契約で家賃の4.75〜5.55ヶ月分、引っ越しで約10万円、家具家電で28〜53万円が相場です。家賃10万円の物件なら、合計で約90〜120万円が目安になります。

ただし今の首都圏では、敷金ゼロ物件がすでに多数派です。物件選びと交渉次第で、20〜30万円単位で減額できる余地があります。

初期費用の内訳:3つのカテゴリ

費用は大きく「賃貸契約」「引っ越し」「家具家電」の3つに分かれます。家賃10万円の物件を想定した目安をまとめます。

費目金額の目安備考
敷金10万円(1ヶ月)全国平均1.00ヶ月。退去時に一部返金
礼金7.5万円(0.75ヶ月)全国平均0.75ヶ月。返金なし
仲介手数料5〜10万円(0.5〜1ヶ月)法定上限は1ヶ月+税
前家賃10万円(1ヶ月)入居月の家賃。月半ば入居なら日割り
火災保険・保証料3〜5万円保証会社利用で0.5〜1ヶ月分
鍵交換・クリーニング2〜3万円物件により不要
賃貸契約 小計約47.5〜55.5万円家賃の4.75〜5.55ヶ月分
引っ越し費用(2人分・通常期)約10.3万円SUUMO 2025年口コミ平均
家具(ベッド・ソファ・収納など)約24.4万円リクルートブライダル総研2023年調査
家電(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど)約28.8万円同調査
総合計約90〜120万円家賃10万円の場合

出典: SUUMO 二人暮らしの費用 / SUUMO 引越し費用相場 / リクルートブライダル総研「新婚生活実態調査2023」

全額を一括で払うわけではありません。いちばんの山場は契約時の約50万円で、家具家電は入居後に少しずつ揃えるパターンが多いので、100万円を一気に用意する必要はありません。引っ越し業者の料金を距離・時期別に比べたいときは、引越し費用の相場と安くする方法にまとめています。

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敷金ゼロ物件が多数派の時代 — 契約費用は交渉できる

LIFULL HOME'Sの2025年調査によると、首都圏の賃料10万円未満の物件では敷金ゼロがすでに半数を超えています。

首都圏・賃料10万円未満の敷金ゼロ物件の割合
2023年53.2%2025年63.3%

出典: LIFULL HOME'S 2025年首都圏敷金・礼金動向調査

つまり物件の選び方だけで、敷金10万円+礼金7.5万円 = 17.5万円を丸ごとカットできる可能性があります。さらに仲介手数料も「0.5ヶ月+税」で対応してくれる不動産会社は少なくありません。

敷金・礼金ゼロの物件を選ぶだけで、同棲の初期費用は15〜20万円下がります。

家具店でセージグリーンのソファを見るカップル

節約の優先順位を整理します。

  1. 敷金・礼金ゼロ物件を探す(最大17.5万円カット)
  2. 仲介手数料0.5ヶ月の不動産会社を使う(5万円カット)
  3. 閑散期(5〜8月)に引っ越す(繁忙期比で約3万円安い)
  4. 家具家電は必要最低限から始める — 住んでみてから買い足すほうが無駄がない

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二人で費用を分担する方法

どちらかの負担に偏ると不満が溜まります。ルールは最初に決めてしまうのが鉄則です。

パターン向いているケース
完全折半収入が近い・シンプルにしたい
収入比率(例: 6:4)収入差が大きい
カテゴリ別(家賃は片方、家電はもう片方)各自の得意分野で担当を分ける

迷ったら「収入比率」がおすすめです。手取りの差をそのまま負担比率にすると、両者の生活水準が近くなってストレスが出にくい。同棲生活が始まったあとの日々の生活費分担については、同棲カップルの生活費分担パターンと公平な管理術にまとめています。

注意

分担を口約束だけにしておくと「最初の約束と違う」で揉めやすい。金額と支払い担当をスマホのメモでいいので記録しておくと、あとからの「言った言わない」を防げます。

よくある質問

Q. 同棲の初期費用は平均いくらですか?

家賃10万円の物件で約90〜120万円が相場です。ただし敷金ゼロ物件(首都圏63.3%)やフリーレント交渉で20〜30万円削減できるケースも多くあります。

Q. 同棲の初期費用は二人でどう分担しますか?

完全折半・収入比率・カテゴリ別の3パターンが一般的です。折半を選ぶカップルが多い傾向ですが、収入差があるなら比率分担のほうが不満が出にくくなります。

まとめ

同棲の初期費用は「家賃5〜7ヶ月分+家具家電30〜50万円」が目安ですが、敷金ゼロ物件と閑散期引っ越しを組み合わせるだけで20万円以上は縮められます。全額を一度に払う必要はないので、まず契約時の50万円を目標に貯めて、残りは入居後に少しずつ揃えれば大丈夫です。

数字は 2026-07-04 時点の情報です。

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